なぜ公立中高一貫中学校か。
がっつり中学受験の世界に足を踏み込む勇気がない。
それなりの私立中学に合格するためには、学校の勉強とは全く別の特殊な勉強をしなければならない。それも、相当の時間をかけて、そして、いろんなことを犠牲にして。
そこに子供と一緒に踏み込む勇気がなかった。
対して、公立中高一貫校は、一応建前上は、学校の勉強の延長上で合格できることになっている。出題範囲も教科書を超えない体になっている。対策はもちろん必須だが、私立中受験よりはマシだろうと考えた。
公立中高一貫校の入試問題は親の自分も解ける。
つまり、子供と一緒に併走できる。私立中の過去問は、中学入試経験のない私にはさっぱり解けない。一方、志望する公立中高一貫校の過去問を解いてみたところ、案外、すんなり解くことができた。もちろん、何も対策をしない小6が解けるかというと、かなり難しいとは感じたけど。
自分が解けるということは、合格までのゴールに何が足りないかも明示してあげられると思うし、何かとアドバイスもしてあげられると思う。
そして、過去問を見ると、作文や適性検査など、教科知識にとらわれない問題(文章力、物事を複合的な視点からとらえる力、問題解決力が必要)にも魅力を感じた。こういった勉強をしておくと、のちのち、大学生や社会人になっても大きなプラスになると感じられた。
家から通える公立中高一貫校がたまたまあった。
公立中高一貫校だけでなく、私立中学も含めて、自分の家から通えそうな学校を地図でプロットしてみた。そうしたところ、通えそうな目ぼしい私立中学がなかったのだ。
地理的条件も案外大事。
それではまた。
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