すけたろう日記 手さぐりスタート!低学年からの中学受験

すけたろう日記 手探りスタート! 低学年からの中学受験準備

公立中高一貫中学受験、2026年の受験(受検)に向けて、低学年からどんなことを学び、体験していったらいいか。子供と共に奮闘するパパの記録です。夫婦フルタイムでの共働きという制限の中、精一杯のサポートをしてあげたいなと思っています。

中学受験 お金もない!時間もない! ~不利な状況を脱却する方法~

f:id:sukesan23:20210227134134j:plain

 

 

中学受験は専業主婦(主夫)でお金も時間もある家庭が圧倒的に有利だと言われます。

 まぁそれは間違いないでしょう。

なぜなら、小学生は、高校受験や大学受験期の子供と違って、自立がまだ不十分で、親のサポートが必須であり、また塾代などのお金も必要だからです。

 

では、お金も時間もある家庭に勝てないかといえば、そうではないとも思うのです。

 

1.自分の家庭の立ち位置を知り、それに合った対策を考える。

お金がなくて塾に行けないことで不利になっているのか、時間がなくて子供のサポートができないことで不利になっているのか、それをある程度把握しておくことが大切です。取るべき対策が当然違ってきますから。

(1)お金がないのなら、安価で効果的な方法を考える。

スタディサプリなど、高額な塾に代わる代替手段が世の中にはあります。そういった手段を選ぶことが大切です。

スタディサプリは一流の先生の講義がアーカイブされた動画教材を自宅のタブレットで、月額2,000円程度の安価な値段で使用できます。

小学4年生からの教材なので、上の子が小1の我が家では、使用したことがなく、無責任にオススメはできませんが、”一流先生の講義が動画として見られる”というコンセプトには大いに共感しています。

 私も、予備校時代に一流の先生の講義に感動したことがあります。ドラゴンイングリッシュの英語教師のモデルともなった竹岡広信先生です。

高校時代の教え方とはまるで違う教え方に感動し、英語の成績が上昇しました。

 

講師の腕の違いによって、授業は全く違うものになるということを身をもって経験しており、質の高い講師の授業が安価で聞けるので、ぜひ取り入れてみたい教材です。

 

今後、スタディサプリにさらなる良質なコンテンツがアーカイブされていくことを期待しています。

 

(2)時間がないのなら、時間の効率的な使い方を考える。

時短家電を積極的導入したり(以前に記事にしました)、朝の登校前に子供の勉強時間を確保したり、隙間時間を徹底的に利用し勉強時間を確保したり、いろいろ工夫できる余地を探してみる。

 

2.お金も時間もない場合は中学受験をあきらめるべきなのか

”無理せずあきらめてもよい”というのが私の考えです。これはあくまで、”中学受験をあきらめてもよい”と言っているのであって、難関高校や難関大学の受験をあきらめると言っているわけではありません。

 

中学受験は子供に相応の負担をかけることになります。環境が整っていない家庭で無理をしなくても、高校受験や大学受験で逆転することは可能です。

地方の公立トップの高校からは東大や国立大学の医学部に合格する子達がたくさんいますが、富裕層の家庭の子ばかりではありません。今まで塾に通ったことのない子供もいます。高校受験や大学受験は、子供自信の努力次第でなんとでもなります。

 

(ではなぜ我が家では中学受験することになったかは以前の記事にて)

sukesan23.hatenablog.com

 

不利な状況でも中学受験を決意した場合

お金もあまりない、子供をサポートする時間もない。それでも中学受験をさせたい。

そんな場合に、必要最低限、どうしても必要なものは何か。それは3つあると思っています。せめて以下の3点については、お金がなくても、時間がなくても、意識しておきたいことです。

(1)受験への動機づけ

まずどうしても必要なのが子供のやる気です。

低学年のうちは、「1時間勉強したら20分テレビ見てもいいよ」というような安易な動機付けでもやむをえないし、効果があるときもあるかと思いますが、

高学年になったら、

”ぜったいにこの学校に行きたい!!”とか、

”新しいことを知ることができるので勉強が楽しい”とか、

”あの学校のテニス部に入りたい”とか、

”あそこの学校の制服が着たい”

など、子ども自身、ふつふつと自分の中に燃えるものがなければ、合格に必要な勉強時間を確保することができないと思います。

 

親は、子供が燃えるきっかけを作ってあげるのです。

目標としている中学校の文化祭などに一緒に足を運んだり、普段の子供との会話で受験する目的などを語ってあげたり、将来の夢を一緒に語るのが効果的だと思います。

 

(2)勉強方法

次に勉強の方法 です。

 小学生というのは、まだ”勉強の効率的なやり方”を知りません。

というか、大学受験を目指す高校生でもあやしい勉強方法をしている子はたくさんいます。

目的は、テストでよい点を取ることです。

ノートをキレイにまとめることや、

教科書にカラフルな蛍光マーカーを引くことではありません。

ノートをキレイに取ることが目的になっている場合などは、親が修正してあげることが大切です。

今、ちまたではYouTubeなどで、効率的な勉強方法を紹介する動画があふれています。

グーグルの動画検索で「中学受験 算数 勉強方法」や、「漢字の覚え方」、「中学受験 理科 勉強法」などと検索してみましょう。

自分の中でよいと思う方法を見つけ、子供に伝授する。こうしたことはぜひやってあげましょう。

 

(3)勉強内容

 最後に、勉強の内容です。志望している中学校の入試問題に沿った勉強をしているかを親がチェックしてあげる必要があるかと思います。

4年生ぐらいまでであれば、まだまだ総合的な基礎力をつける時期なので、それほど気にする必要はないかと思いますが、高学年であれば、親が志望校の過去問をチェックし、その傾向に沿った勉強を子供がしているかをみてあげましょう。

ことわざの問題なんか、過去に一度も出たことないのに、一生懸命ことわざを勉強していたり、公立中高一貫校志望なのに、社会の暗記を一生懸命やっている場合には、「それはやらなくていいよ」と、親が取捨選択してあげるのです。

 

 

それではまた。

 

日々の更新の励みになります。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

すけたろう日記 手探りスタート!低学年からの中学受験 - にほんブログ村