すけたろう日記 手さぐりスタート!低学年からの中学受験

すけたろう日記 手探りスタート! 低学年からの中学受験準備

公立中高一貫中学受験、2026年の受験(受検)に向けて、低学年からどんなことを学び、体験していったらいいか。子供と共に奮闘するパパの記録です。夫婦フルタイムでの共働きという制限の中、精一杯のサポートをしてあげたいなと思っています。

公立中高単願か、私立中併願か

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公立中高一貫校を目指すうえで、一度は考える問題。私立中を併願するかどうか。結論から言いますと、私立中の併願は、適性検査型を導入している私立中のみ併願を考えています。

  

公立中高一貫の単願と私立中併願では勉強方法が全く違う

安易に併願ができるほど甘くはないと思っています。

開成のような私立難関校を意識してずっと勉強してきた子が、最後に都立中最難関の小石川の対策をさらっとして両方受かってしまうという例はあるでしょう。

私立中対策用に身につけてきた計算力、語彙力、知識を公立中高一貫校の試験にも活かすことができるからです。

あとは、長い文章をまとめる力を養うぐらいで合格できてしまうかもしれません。

 

一方、公立中高一貫校一本に絞ってきた子が、私立中の難関校の対策を少ししたからといって、合格できるものではありません。

なぜなら、小学校では勉強することのない、特殊な計算の知識が必須だからです。これは、公立中高一貫対策のみをやっていたからといって身につく知識ではなく、かなり長期間の修練が必要になってきます。

 

つまり、

高学年まで私立難関中を目指して勉強、公立中高一貫を併願する→OK

高学年まで公立中高一貫を目指して勉強、難関私立中も併願→非常に難しい

という結論になります。

 

公立中高一貫の単願と私立中併願のメリット・デメリット

公立中高一貫単願のメリット

  • 作文など公立中高一貫校に特有な問題の対策に時間を多く割ける。
  • 中学受験モード全開にならなくて済み、同級生との遊びや旅行など、勉強以外の時間もある程度確保できる。

公立中高一貫単願のデメリット

  • 計算力、特に計算のスピードを養う機会が少ない。適性検査IIIなどでは近年、ケタ数が多い問題が扱われることがあり、私立中併願組に比べ、不利になることも。
  • 受けられる中学校が限られ、選択肢が少ない。

私立中との併願のメリット

  • 制限時間が厳しい適性検査IIや、高度な計算力が求められる適性検査IIIでは単願生に比べ有利になることも。
  • 幅広い中学校を選択肢に置くことができる。

私立中との併願のデメリット

  • やらなければならないことが多く、場合によっては、”二兎を追う者は一兎をも得ず”状態になりかねない。
  • 特に第一志望が公立中高一貫校の場合、特殊算など公立中高一貫校では出題されない問題の解法習得や、ことわざや歴史などの”知識”をマスターする時間が非常にもったいない。

 

私立中にも適性検査型入試を採用するところが増えている

第一志望の中高一貫校がダメだった場合、地元の公立中学校に通わせるのは少しかわいそうな気がしているので、我が家では、「併願するとすれば、適性検査型を採用している私立中を受験する」ということに決めています。

適性検査型を採用していない私立中には併願しない予定です。

 

探した方法は、

1.家から通える範囲の私立中を地図上でプロット

2.その中で、適性検査を採用している中学校ピックアップ

3.偏差値等で難易度チェック(第一志望の公立中高一貫校よりちょっとだけレベルが下のところ)

 

これで探すと、数校ヒットしました。

 

今後ますます、適性検査型入試を採用する私立中は増えてくると思われ、都立中高一貫校の受検が4年後、5年後という方にとっては、さらに選択肢が増える可能性があります。

 

それでは、また。

 

日々の更新の励みになります。

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